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Nook Color に Android 2.3.4 (Gingerbread) をインストールする [ガジェット]

かなりニッチなネタだと思いますが、一応備忘の意味も込めて記しておきます。

<目的>
「Nook Color に Android 2.3.4 (Gingerbread)を入れる」
 

- Android Market も導入します。
- CyanogenMod7 (CM7) 版の Gingerbread Kernelです。
- 当然の事ながら、root も取れます。
- オーバークロック (Overclock, OC) が出来ます。クロック変更も自由です。(当方で確認は 1.2Ghzまで)
- Clockworkmod recovery を導入します。OSイメージのバックアップなどが可能です。

Nook Colorのパワーだと、Honeycombよりも Gingerbread + OCの方が余裕がある感じなので、ウチの環境は結局この状態に落ち着きました。 

<おやくそく>
この方法を試して不具合、故障など起きても、当方は一切責任を負いません。必ず自己責任でお試しください。
また、この書き込みに関するあらゆるご質問は受け付けません。
米国などの開発者サイトには山のように情報が転がっていますので、ご自分で調べてください。

<注意!>
今回の方法は、Nook ColorのEMMC(内部メモリ)に Gingerbread を入れるものです。オリジナルの Nook アプリは全て起動しなくなります。Nook アプリを復活させる方法や、デュアルブートにする方法もあるらしいですが、試していません。

また、各種リンクは切れている事もあります。その場合は、ファイル名などググってみれば、どこかしらに転がっていると思います。


<ご参考>
Nook Colorは、Firmware 1.0, 1.1, 1.2までバリエーションが確認されているようです。当然、現在発売されているのはほとんど 1.2で、箱に青い丸シールが貼ってあるらしいです。(実際、僕の Nook Colorの箱にもありました。)
今回の方法は、1.0~1.2まで全ての Nook Colorに対応します。

事前準備として、4GB以上のMicroSDを用意して下さい。それ以上でも良いですが、相性があるようです。
  
<1:事前準備 各種ファイルのダウンロードと、ブート可能 MicroSDの作成>
 
<1-1> CWMダウンロード
1gb CWM 3.2.0.1 SDCARD iamgeをダウンロードします。
<1-2> CWMを Micro SDに書き込み
win32diskimager をダウンロードし、MicroSDをリーダライタ等でPCにつなげ、実行します。<1-1>でダウンロードしたイメージを MicroSDに書き込みます。
<1-3> CM7 (Nightly 146) ダウンロード
CM7 Nightly 146 をダウンロードします。 新しい版もこちらにありますが、146は安定版かつ、OCも含んだ版という事で、推奨されているようです。
<1-4> Gapps 最新版 (Android Marketや、その他 Googleサービスの導入) をダウンロード
gappsをダウンロードして下さい。
<1-5> ファイル配置
1-2で作成したMicroSDに、1-3, 1-4でダウンロードしたファイルをコピーして下さい。zipは解凍せずに、アーカイブのままでコピーして下さい。 

<2: CWM, CM7インストール>

<2-1> CWM起動
Nook Colorの電源を切り、MicroSDを入れ、電源を入れてください。自動的に、CWM (Clockworkmod Recovery)が起動するはずです。
※CWMの操作は、ボリュームキーとNボタンで行います。ボリュームキーの大小でメニューのカーソルを動かし、Nボタンで決定です。電源ボタンは戻る場合に使います。
※この時点で、オリジナル Nook Colorの Disk Imageをバックアップしておく事をお勧めします。CWMのメニューから行えます。別途、MicroSDが必要です。

<2-2> CM7 インストール
CWM上で、"install zip from sdcard" を選びます。
次のメニューで、"choose zip from sdcard" を選びます。 
まず、<1-3>でダウンロードした cm7 のファイルを選択、インストールして下さい。
 
<2-3> gapps インストール
上記<2-2>の手順で、<1-4> でダウンロードした gappsをインストールして下さい。
 
<2-4> データ初期化
上記インストール後に、CWMのメインメニューで "wipe date/factory reset"を選んで下さい。
 
<2-5> 再起動
これにて準備は完了です。 MicroSDを抜いて下さい。
尚、CM7は、MicroSDはストレージとして使います。予備のMicroSDがある方は、ここで新しい(fat32フォーマット済)MicroSDに差し替えてください。予備が無い方は、上記で使ったMicroSDを、PCでフォーマットして使ってしまっても良いでしょう。
 
空のMicroSDを入れて、CWMのメインメニューからNook Colorを再起動すれば、CM7版 Gingerbread が起動するはずです。 Welcomeスクリーン後、googleアカウントの入力や WiFi設定を行って、Gingerbreadを使えるようにしましょう。
日本語モードにする事や、SimejiなどのIMEインストールを忘れずに。 
 
<3:諸々、必須アプリのインストール>

<3-1> Superuser インストール
もしかしたらこの時点で既に superuser アプリが入っているかもしれませんが、無い場合は Android Marketからダウンロードし、インストールしておいて下さい。これは、 root を取得するためのツールです。各種ハックアプリのインストールには必須ですので、必ず確認してください。

 
<3-2> ROM Manager
CM7インストールで使った CWMは、あくまで MicroSDからブートしたものでした。内部メモリ(EMMC)上にも CWMを入れておくと、いざというときのリカバリや Kernel, アプリ更新に便利(というより必須)ですので、別途入れてください。

入れ方は、Gingerbread 起動後、Android Market で ROM Managerを探し、インストール、起動してください。メニューの最初に、 Clockwordmod Recoveryのインストールメニューがあります。

<3-3> クロックアップ設定
設定-CyanogenMod設定-パフォーマンス- CPU設定
で替えられます。また、Android Marketで、「SetCPU」などのアプリをダウンロードし、設定しても良いでしょう。 
 
<4: おまけ>
あとは、Gingerbreadを楽しむだけ!!ご自由にカスタマイズしてください。尚、CWMは、電源ボタンを押して電源を切る時に、選択肢として「リカバリ」というのが出てきます。これを選択すれば、CWMを起動できます。
また、何かの拍子で起動しなくなった場合には、bootメニューを試してみるのも良いでしょう。電源起動時に、Nボタン(あれ?ボリューム大だっけ?小だっけ?)を押しながら起動、、、すればbootメニューが立ち上がりますので、CWMを起動し、wipe cacheなどを試すと起動するようになるかもしれません。
 
 
では、Let's enjoy Nook Color LIFE on Gingerbread!! 
 
 

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fuji

インストール記事ありがとうございます!先日やっとnook colorが届きまして、今日インストールする事が出来ました♪

初アンドロイドなので少々興奮気味です^^
simejiのIMEいいですね!iphoneでフリック慣れているので便利です。

ともゆきさんは何かオススメのアプリってありますか?
by fuji (2011-09-10 16:19) 

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