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日本科学未来館 [紀行]

さて、かねてから「落ち着いたら行ってみたい!」と思っていた、日本科学未来館に行ってきました!

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うん、なかなか、かな?
ただ、楽しみ方にはちょっとコツがいるかな・・・

最初にやること!!

何はともあれ、ドームシアターガイアの整理券を取る事だと思います。ここの目玉プログラムは、ギネスホルダーのMEGASTAR-Ⅱcosmos (なんと500万個の星をプロットし、天の川が点の集まりで表現できるという世界最高レベルの投射機)によるプラネタリウム、また今は3D映像を上映しています。

FAQにも下記の通り記載があります。

Q5. 混雑状況を教えて下さい

A5. 平日:11:00の回は開館してまもなく、14:00の回はお昼前に満席になることが多いです。(団体様のご来館状況によって異なります)
土日祝日:開館前から並ばれているお客様がいらっしゃいます。早いときは並んでお待ち頂いている方だけで全ての回が満席となってしまうこともございます。

実際、春休みの平日で、10:30の時点では初回の11:00は埋まっており、14:00の回はお昼に見たら満席になってました。
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以前、別の特設展示でMegastarは体験していたので、今回は3D映像を。
で、感想は・・・

うん、気持ちよく寝られました♪ (だめじゃん) ちょっと内容が真面目すぎて・・・^-^;

特別展示「お化け屋敷で科学する!2 ~恐怖の実験~」

で、5月末までやっている特別展示がコレ。まぁ、お化け屋敷なんですが・・・下の子は駄目だろうなぁ、と思ったので、とりあえず考える暇も無く、抱っこして入場w うん、なんとかいけました!!(非常に怖がってはいたがw)
オトナ的にはあまり怖くは無いです。ちょっとびっくり程度。でも、ここの楽しみは後にあって・・・

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終わった後に管理室(?)で、お化け屋敷の中の人を脅かせる!!さっきビビった分をしかえししてやるw
って感じで非常に面白かったですw

で、「お化けを科学」の部分ですが、ひとだま=プラズマってわけじゃありませんがw、よく「怖い」と思う現象は、かなりの部分が科学でも説明できますよ!という展示でした。
ちょっとミスリードしがちなのが「非科学的なお化けを否定する」ってわけじゃないよ、ということ。現象には絶対に理由や原因があって、それを理解しようという姿勢が大事だよね、と言っている気がしました。

巨大展示に萌える

それにしても日本科学未来館の展示はさりげに凄いものが多い。

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LE-7A!!純国産ロケットエンジン!このタービンがまたすごくて・・・とか語りたくなる逸品w これは空は飛んでませんが、実験で実際に燃焼した本物ロケットエンジンだそうです。ちなみに、純国産といいつつ、LE-7に比べると、この世代はかなり外国の部品が多くなったそうです。ま、同じクオリティでブラックボックス化してなけりゃ、国産にこだわる理由もありませんわな。

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最近話題になった、宇宙ステーションISSの「個室」。やっぱり狭いんだけど、注目は椅子が下にあるのに、ベッドが壁(左)についてた事w そら、無重力だもんな・・・・方向はどうでもいいわけだ。壁が床になる、って事で、宇宙では空間が広く使えますね。

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しんかい6500。深海探査艇。コックピットも入れます。また狭いんだけど、これで1ミッション8時間とか潜るらしい。「トイレは?」って聞いたら逆に「どうしてると思います?」と聞かれたw
答えは・・・「おむつ」 そら、コスト対効果が一番高い答えだよな、それw

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スーパーカミオカンデの模型。光電子倍増管が並んでて、本物が如何にデカいか、とわかる。神岡は昔旅行で通ったことがありますが、本当に山深いんですよねー。この地下にこんなデカイもんがあるなんて・・・すげーなー。

ロボットに萌える

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fuRoのHallucII。 これを作った方は僕の昔の先輩だったりするので、感慨もひとしお。この方は昔から一貫してロボットをとある目的の為に作りたい、ってのがあって、それはこのHallucIIでも活きている。それに感動しました。

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大人気、ASIMO。 以前、ツインリンクもてぎで見たことが合ったのでそんなに感動は無かったですがやっぱりすげー動きですよ。

実はもっと感動したのは、ソニーのSDR-4Xや、キュリオの映像が流れていたこと。今はソニーはロボット事業から撤退してしまいましたが、当時のSDR-4Xの動きには感動させられたもんなぁ。あの頃のロボットは本当に夢があった。

体験展示?に萌える

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超高速で飛んでくるボールを絶対にキャッチしやがるアーム。こちらはボールの角度とタイミングを図れる。でも、なんとなく後出しジャンケンな感じ・・・ボールのスピードまで変えられればすごかったのに。

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光学迷彩!攻殻機動隊!!!笑い男のハック!!!!!wwwww

さて、かなり感動したのが、これ。インターネットモデル。
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円柱がルータ。それを結ぶのがネットワーク。ここを電子データを模したボールが行き交う。

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送信側は、行き先アドレスと、送信文字をセットする。2進数でね!

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データがボールとなり、ネットワークの道を通ってルータへ。ちゃんと行き先のビットもボールの色でわかるので、ルータはそれで判断する。

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受信ターミナル。行き先ビットは削除され、文字が取り出せる。「★」が送れました♪

いや、これ仕組みわかっている人はすんげー楽しいですよ! わからん人もそれなりに楽しいでしょうが・・・

一番オススメの楽しみ方・ボランティア解説員に萌える!

ここ、日本科学未来館の解説員は、ボランティアの方が多く入ってます。んで、見てみるとおじちゃんが多い。恐らくは日本の科学の第一線で活躍されてたOBの方々なんでしょうね。そんな実経験豊富な方々のお話が楽しくないわけがない!! 正直、ここに来て解説員に話しかけないのは楽しみ半分だなぁ、と思いました。

例えば・・・これ。「ミウラ折り」。イキナリ通りがかった解説員にお教えいただきましたw

紙の端っこをもって・・・
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押して行くと・・・
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自然にたたまれて行き・・・」

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あれれ

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閉じちゃった!!

逆も全く同じで簡単に開ける。この何気ない折り方、三浦教授が開発された、日本が誇る技術なんですね。これが宇宙空間でソーラーパネルの開閉に使われていたりする。なんて凄い、そして面白い!!

まとめ。日本科学未来館の楽しみ方。

そういうわけで、下記の事を認識するのが良い楽しみ方だと思います。

・とにかく解説員とお話してみること!
・展示は理解すると楽しさ倍増。小学校高学年以降がよい。
・理科好きはさらに楽しさ倍増。
・解説はなるべく読んだ方が吉。さらにいうと、予習すると良いかも。

実をいうと、ちょっと普通の人には難解なものも多く、解説文も多いのです。なので、体験展示が多いとはいっても、意味を理解しないと何が何だかわからないまま帰ってしまうケースも結構あると思います。ここを楽しむには、ちゃんと理解する、が重要だと思いました。

そういう意味では、同じお台場のソニー・エクスプローラサイエンスはナニも考えなくても楽しかったかも。また、以前郡山で訪れた、「ふれあい科学館スペースパーク」とかなり印象は近いです。空いてた分、郡山の方がストレスは無かったかな。

ただ、展示の「本物度」のすごさは圧倒的に日本科学未来館です。そういう意味でちゃんと理解しないともったいないと思うので、ちゃんと予習してから行く事をおすすめします。または復習ね!

これで理科・科学好きが増えてくれると良いんだけどなぁ。


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